ひまわり  

 

まあ だけどさあ 例外っていうのはあるよな

そもそも ひまわりは花瓶にさすべきでない

そうは思わないか?生け花には向いてない

野に咲いて太陽の光を目一杯受けてなんぼの花じゃないか

 

黄色が良い色だからって全部黄色にすりゃ良いってもんじゃない

ひまわりってヤツはお上品は向いてない

体育会系の花だよ

ギラギラしてるのが良いんだ!

ゴッホも太陽の絵のように描くべきだったんだ

 

3次元の技術 立体の技術 評価獲得の技術

いらない いらない

2次元で充分  て言うか むしろ 2次元で描くべきだろ

その方が良い顔になる

こどもに描かせた方がよっぽど良い

ひまわりに限ってはね芸術は爆発だ

 

岡本太郎太陽の塔

黄色の顔,東洋人の顔,日本人の平べったい顔をモチーフにしてるらしい

平べったい顔を卑下するのではなく

むしろ 誇りとし 主張しているとの事らしい

 

私はこれまで評価の法則らしきもの

について語ってきたが しかし どうも

天才には評価などというものは関係ないようだ

当てはめることができない

次元が違う

画家先生の描く花の絵は

花瓶にさした花の絵が多い

 

なぜか?

なぜ そうなるのか?

なぜ そうしなければいけないのか?

なぜ 野に咲く花ではないのか?

 

種類が多いからだ

花の種類が多いからだ

色の種類が多くなるからだ

野に咲く花だと色のバリエーションが

少ない

 

種類・バリエーションは多いほど

高い評価を得やすい

なぜだろう?

 

種類・バリエーションが多いほど

立体的に見えるからである

立体的なほど評価は高い

 

種類・バリエーションが少ないほど

平面的に見えるからである

平面的なほど評価は低い

 

巨匠と言われる人はそこにこだわるのである

演出にこだわるのである